那須グリーンライン・Chokotto情報
ナスヒオウギアヤメ(那須檜扇菖蒲)情報
昭和天皇によって名づけられ、昭和天皇の著書『那須の植物』にも掲載されている「ナスヒオウギアヤメ」昭和天皇に愛された花としても知られています(那須に来られた時にはよく一ツ樅地区へお出でになっていたとか…)。
カキツバタとの自然交雑種ともいわれていますが、根茎でしか殖えず、那須では一ツ樅地区にのみ群生しています。絶滅危惧1A類に指定される植物で、町当局では大雨などによる流失等減少を懸念し、また観光の資源として平成21年、地元ボランティアの手を借りて那須グリーンライン沿いの水田に一部を移植しました(当事務所東側隣地)。
開花期は6〜7月ですが、様子はあまり報道されず、開花を見逃す方も沢山いらっしゃいます。地元ボランティアの方が下草刈りなど定期的に行なっていますが、このような維持管理を無にしないよう、当事務所の隣地に位置するという縁もあり、定期的に「ナスヒオウギアヤメ」の状況をお伝えしていきます。
開花時期は見事ですので、ぜひ当地へ来てご観賞ください。見頃です。
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